NPO法人 奄美青少年支援センター ゆずり葉の郷 法人概要
名称 | 特定非営利活動法人 奄美青少年支援センター「ゆずり葉の郷」 |
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代表者 | 理事長 喜入博一 |
所在地 | 〒894-0036 鹿児島県奄美市名瀬長浜町23番25号 |
電話番号 | 0997-56-8202 |
FAX番号 | 0997-56-8202 |
法人目的
深刻な悩みを持つ児童生徒や保護者、障がい者等の相談に応じ「自立・共生」を目指す支援活動を行うと共に、広く青少年の健全育成に寄与することを主たる目的とする。
法人特色
前身である合気拳法武道を含めて31年以上にわたり、奄美大島で青少年問題・家庭問題の受け皿として活動してきた。民間団体としての機動性や広範なネットワークを生かしてアウトリーチを行い、ひきこもり・暴力・非行・薬物・自殺等、深刻化・複雑化する青少年問題・家庭問題を抱える青少年に対して、当団体への誘導をおこなっている。
法人が運営している相談支援機関等
- 鹿児島県委託事業 自立援助ホーム さざ波の家・奄美
- 鹿児島県委託事業 自立援助ホーム 青空ホームあまみ
- 鹿児島県委託事業 自立援助ホーム フリージアの風・さつま
- 鹿児島県警委託 子ども見守りカメラ(ボランティア)
活動概要
平成13年にNPO法人の認証を受け、文部科学省、警察庁、厚生労働省の事業を受託し、スタッフを常駐させ具体的な青少年支援を実践してきた。
しかし、当初は市民の理解もままならず、支援活動も経済も背水の陣のなかにあり、孤軍奮闘、綱渡りの状態にあった。その後、多くの実績が評価され、社会奉仕を展開するにいたり、徐々に認知されてきた。これも国、県、市と関係機関団体の理解と協力のおかげである。
ゆずり葉の郷の前身である奄美合気拳法は(昭和58年設立)人間教育を主眼にしたユニークな庶民ボランティア武道である。地域でも家庭にも居場所のない悩める青少年たちを集め、武道を通して生きる夢と希望を与えてきた。その活動は、現在も続いている。
当初は非行犯罪者の立ち直り支援活動が主であったが、昨今は、いじめ、不登校、暴力、虐待、自殺、ニート、引きこもり、薬物乱用等、多岐にわたる。奄美内外からの深刻な青少年問題への対応に休みはなく、1年365日24時間体制で奔走してきた。
平成15年には、青少年支援センター「子どもの家」を建設し、若者の居場所を作った。年間の相談件数は、現在でも3000件を超えている。
ゆずり葉の郷 命名の由来
春、新しい芽の出現を見届けてから、老いた「ゆずり葉」がハラリと落ちていく様子は、子どもの力強い巣立ちを陰ながら支え、喜びのなかに一生を終える、親の愛をみるようである。
地域社会の宝である子どもたちが、どのような環境におかれようとも、一人ひとりの個性や能力を伸ばし、しあわせになれるよう、地域社会を構成する私たちは、無償の愛を注ぐ親のような存在でありたい。
すこやかな成長と飛躍を願った「この場所」を、どの青年も「自分の郷(さと)」と思い、あとに続く子どもたちを支える、心の親になって欲しいと願い、ゆずり葉の郷と命名する。
ゆずり葉の郷所長:三浦 一広